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転職する前に準備しておいた方が良いことって?転職活動の準備としてやっておきたいことを、わかりやすく解説

転職準備 転職ノウハウ

何かと慌ただしい転職活動。勢いに任せて準備不足のまま始めてしまうと、途中で挫折してしまうことも…。 今回は、転職を成功に導く「転職前の準備」についてご紹介します。

転職に向けて、準備しておきたいものはこれ!

お金


なんといってもお金です。
まず、転職活動にはやはりお金がかかります。面接へ行く為の交通費、証明写真・履歴書などにかかる費用、転職活動用のスーツ・靴・バッグ・髪型など、受ける企業に合わせた身だしなみを整えるのに必要な費用…など、転職活動中は細かい出費が重なることになります。
また、無事内定を獲得していざ転職、となった場合にも注意が必要です。
退職日に対して転職先の入社日が先の場合、無給の期間が生まれます。退社、入社のタイミングは、相手先企業の都合が絡むため確実に自分の希望だけでは調整しきれないこともありますので、理想は、2~3ヶ月無給でも暮らせるくらいの蓄えを用意しておくと良いでしょう。
さらに、現職で社員寮や家賃手当があった場合、住宅費の負担も増えることになります。特に社員寮だったり、転職に合わせて引っ越しを伴うような場合は、引っ越し費用も準備しておく必要があります。
慢性的に人員不足の職種や、交通が不便な地域の求人の場合、引っ越し手当があるケースもあるようですので、チェックしてみるのもいいですね。

健康・体力


転職活動は体が資本。特に、在職のまま転職活動を行う場合は、通常の業務をこなしながら、複数の求人のチェック、応募、面接を並行して行うことになりますので、かなり忙しくなることが予想されます。
選考では、苦手という声も多い面接の他、筆記試験のある求人もあるなど、転職活動はとにかく体力勝負です。
また、入社に向けて健康診断の結果を加味する企業もあり、著しく健康状態が悪い場合には内定見送りとなってしまうことも…。その場合は確かに自分の体を第一にして頂きたいところですが、このように、せっかく選考をパスした企業には入れないなど、健康を疎かにすると意外な落とし穴があります。

また、転職することにより加入する健康保険が切り替わる為、保険証の返還などが発生します。その期間に病院にかかることになると手続きが面倒だったり、本来保険負担分を一時的に全額払う必要になるなど、少し気を遣う場面が出てきます。

最後は、肝心の転職後に気を付けたい点です。
企業によりますが、有給休暇は入社後一定期間が経たないと付与されません。
また、入社してすぐに体調不良で欠勤、というのもあまり印象が良くありませんよね。
転職後は環境が変わり、体力も精神力も消耗しがちですので、健康管理に気を付けておきましょう。

転職活動を乗り切るためにも、その後損をしない為にも、健康面をしっかり整えておくことはとても重要です。自分は大丈夫と過信せずに、食事や生活リズムに気を付けてみてくださいね。


資格


転職したい業界や職種が決まっている場合、そこで活かせる資格を取得しておくのも良いでしょう。

求人によっては、応募にあたり必須の資格もありますので、希望する求人に対して資格を持っていない場合は、まず資格を取得するところからのスタートになります。

希望する求人の「歓迎するスキル」に、具体的な資格名が上げられているようであれば、取得しておくことで選考が有利になります。

また、直接かかわらない資格でも、変わった資格を持っていたことで面接で話題に花が咲き、内定に結びついた…というようなエピソードもあります。

必須の資格以外、無理して取得する必要はありませんが、持っていて損はありません。

また、転職活動の為、という目的とは少しそれますが、在職中の企業の福利厚生に、資格取得支援の制度があれば、退職前に活用しておくのも良いですね。資格取得は、学習にも受験にもかなり費用がかさみますので、企業のサポートが受けられる環境があれば活用するのがおすすめです。


スーツ


最近では、転職活動の面接でもオフィスカジュアルでOK、とする企業も増えてはいますが、複数の求人を検討することを考えると、やはりスーツは用意しておくのが無難です。入社後にも活用できるようなものを選ぶと効率的ですね。


応募書類・証明写真


思った以上に時間がかかる、応募書類の作成。
自己PRや志望理由などについては大枠を準備しておくと、いざ選考が始まった時に慌てることなく対応できますよ。
証明写真も、事前に撮影してデータを保存しておけば安心です。

転職活動は「人生設計」

転職の準備として行う、自分のキャリアの棚卸やプランニングは、仕事にとどまらず「自分がどう生きていきたいか」という、自分の人生を見つめ直す良い機会になります。
面倒と思わずに、真剣に向き合ってみてくださいね。

情報収集


自分が進みたい業界や職種、企業については徹底的に情報収集を行いましょう。
確かに、中に入ってみないとわからない部分は多いですが、外から調べられる部分も沢山あります。
上場企業の場合、IR情報で多くのことがわかります。
事業戦略や財務状況は勿論、社員の平均年齢や年収といった情報を得ることもできるでしょう。
ネットでの情報の他に、転職エージェントに聞く、面接以外にオフィス訪問をお願いしてみる、といった手段もあります。
特に、内部情報や企業のカルチャーといった情報に関しては、転職エージェントのキャリアアドバイザーに依頼することで、入社前にある程度内情を把握することができることも。企業の人事が言いにくいようなことも、キャリアアドバイザーからであれば客観的な視点から、情報やアドバイスをもらえますよ。


これまでのスキルやキャリアを振り返る


自分がどんな経験をつんで、どんなことができるようになったのか。社会人として仕事をしてきた自分をしっかりと振り返ってみましょう。
職務経歴書に書くために必要なのはもちろんですが、自分がどんな仕事に喜びを感じるのか、どんな時に不満を感じたのかをしっかり見つめ直すことが、自分に合った転職先を選び取る力になります。
日々忙しくしていると、なかなか自分について振り返る機会が無いと思います。転職活動は自分を見つめ直す良いきっかけになりますよ。

〇振り返りのコツ
いきなり自分のキャリアを振り返ろう!としても、忙しく活躍されている方ほど特に、どこから手を付けるか悩んでしまいますよね。
そこで、自分のキャリア・スキルを振り返るためのポイントをご紹介します。

・現在のタスクから着手する
職務経歴書のフォーマットでは、基本的にキャリアは時系列で記載すると思いますが、それだと時間もかかりますし、新人時代のことから順を追って振り返ることになるので、今の自分とギャップがありますよね。
そこで、自己分析が目的でキャリアの振り返りを行う場合は、まず「今」にフォーカスしてみましょう。

現在の役職や立場、持っているタスク、一日の流れを、そのままアウトプットしてみてください。
現在行っていることなので、細かい点まで出し切ってみましょう。

一通り出し切ったら、それぞれの項目について、自分がどう思うか、どんな結果を残したかを振り返ってみます。
ポイントは、自分に嘘をつかず素直な気持ちで臨むこと。

例えば「新商品のキャッチコピー企画」のタスクに対して、やりがいがあったのか、もしくは実は苦手で苦痛だったのか、結果的に採用されたか、まったくダメだったか…、といったことを振り返ってみます。自分の振り返りですので、無理に良く見せる必要はありません。一般的に花形の仕事とされているような内容でも、自分には合わない、つまらないと思う場合はそれを素直に書いてみましょう。

そうしていくうちに、自分が本当にやりたい仕事、やりたくない仕事の傾向が見えてきます。どんどん過去にさかのぼって、仕事に対する自己分析を深めていきましょう。


・強み、弱みを見つける
これまでこなしてきたひとつひとつのタスクについての振り返りが終わったら、一度それを俯瞰してみましょう。
その際、やりたい仕事、やりたくない仕事、成果を出せた仕事、出せなかった仕事…というように、自分の傾向が見えて来たらしめたもの。
実際に業務に取り組んでいる時にはなかなか見えない、自分の方向性がそこで見えてきます。せっかく職場を変えるのであれば、自分の強みを活かせる環境へ行きたいですよね。
興味としては向いていても、成果が出しづらい領域もあるかもしれません。逆に、苦手と思っていても周りからは高評価を受けているような業務があることも。
異業種転職で成功された方の事例として、、新卒からずっと企画職だったがなかなか自分の企画が通らず辛い思いばかりしていたものの、企画書のイラストがいつも褒められていたことをきっかけに、思い切って未経験からデザイナーへ転向したところ、企画職時代の分析力も活かした「売れるデザイン」ができるデザイナーとして一躍売れっ子に…といったエピソードも実際にあります。
「好きこそものの上手なれ」という諺もあるように、自分の「好き」や「得意」、を大事にして、次のキャリアに活かせるといいですね。

まとめ

今回は、転職に向けてどんな準備をするべきかご紹介しました。
一人では難しいと感じたら、転職のプロである、キャリアアドバイザーに相談してみてくださいね。