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諦める必要なし!第二新卒採用で、目標の企業へ就職しよう!

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近年、「第二新卒」という言葉を耳にすることが多くなり、 採用情報や求人票を見ていると、中には第二新卒を対象としているものもありますよね。 転職をする際に、果たして自分は第二新卒にあたるのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 具体的に第二新卒についてご紹介していきます!

第二新卒とは?新卒・既卒との違いを理解して有利に転職を進める

◆第二新卒の定義とは...
第二新卒は明確な基準や定義はありませんが、学校を卒業して企業に就職したのち、1~3年以内に就職や転職をする若年層の人材を指すことが多いです。
例えば四年大学を22歳で卒業して1~3年以内に転職する場合、25歳までが第二新卒の範囲と言えますね。
学生時代に自分が予想していた仕事内容や働き方と現在の仕事にミスマッチを感じたり、
新たに別の目標ができたりして、転職をする人を「第二新卒」と呼ぶことがほとんどです。
似た言葉で「既卒」という表現がありますが、こちらは既に大学・短大・専門学校・高校などを卒業していて、
かつその後正社員として勤務した経験がない人たちのことを指します。
新卒も既卒も卒業後3年以内であれば、新卒採用枠、第二新卒・既卒採用枠のどちらの応募要件にも当てはまる場合があります。
応募要件は企業によって異なりますので、自分がどちらの採用枠で応募することが可能か、しっかり確認してから応募するようにしましょう。

一度就職していることから、「基本的なビジネスマナーやある程度の対応能力は持ち合わせている人材」を前提として求人を出す企業もあります。
右も左も分からない新卒を一から育てる時間が割けない中小企業やベンチャー企業では第二新卒を積極的に採用するケースも見られます。
働き手を確保するため、門戸を広くして求職者を受け入れたいという企業のニーズも高いことに加え、
新卒入社した社員の約30%が3年以内に退職するとも言われており、第二新卒からも人材を求め、不足する若手層を補填する傾向にあります。

第二新卒で転職するメリットとデメリット

何をするにもそうですが、第二新卒として転職をするにはメリットとデメリットがあります。
近年、人手不足により第二新卒を採用する大手企業も増えていますが、今回は、企業が積極的に第二新卒を採用する意図やメリット・デメリットについてご紹介いたします!

《メリット》
■最低限のビジネスマナーを体得している
新卒で企業に入社し、就業経験のある人材は新人社員研修などでマナー教育を受けていることも多く、
電話の対応や名刺の受け渡しなど、社会人として最低限のビジネスマナーを既に体得しています。
この点で言うと、新卒に比べ少しリードできるでしょう。
また、一定量のスキルを習得していながらも経験論に凝り固まることがない点は第二新卒ならではの強みといえます。

■短期間で即戦力になりうる
上記のメリットにも紐づきますが、仕事に対する基本的な対応力があり、新卒に比べ早く業務に慣れることができます。
そのため社風になじむのも早く、教育上のコストがかからず、早ければ数か月で即戦力として働けることを期待できますね。

■会社の色に染まりやすい柔軟性
企業が中途採用をするにあたってネックになる部分は、前職での仕事のやり方や考え方が根強く「自社の社内文化が浸透しにくい」ということです。
そのため、転職先での社内文化浸透に時間がかかってしまいます。
それに比べ第二新卒採用であれば、前職での勤務年数や経験も浅いので、中途採用者と比較すると、新たな環境での文化に柔軟な対応ができるといえます。


《デメリット》
■実際に会社を短期間で離職しているというリスク
これは、どの企業も懸念するリスクの一つと言えるでしょう。
早期離職しているという事実から「うちに入社しても、またすぐ辞めてしまうのではないだろうか」と不安に感じることがあります

■面接のハードルがあがる
面接官が履歴書を見て、まず質問されるのは「どうして短期間で前の会社を退職されたのですか?」です。
これは第二新卒として避けては通れない質問ですね。
例えどんな理由で退職していても、重要なのは選考を通過するために、この面接官の不安をいかに払拭できるかによります。
退職の理由や転職の理由は、ネガティブな伝え方をせず、ポジティブな伝え方をするように心がけましょう。
自身が進みたい方向性やキャリアプランと重ね合わせて述べるといいですね。

転職サイトやエージェントを利用して再就職を勝ち取る

第二新卒は、まさに新卒採用と経験者採用の中間的存在。
いくら企業側が第二新卒者を求めているといっても、簡単に再就職できるとは限りません。
自身のアピールポイントを正しく把握せず、転職市場に関する知識が乏しいまま転職活動を始めてしまうと、またミスマッチな選択をしてしまい、転職回数を重ねる結果となる恐れもあります。
そのような結果にならないよう、転職エージェントに相談するのも一つの手です。転職のプロが客観的な視点から、あなたの今後のキャリアの幅を広げてくれます。

■転職サイトの利用
世の中には、実にたくさんの転職サイトが立ち上げられています。就職活動の経験があれば周知のことでもありますが、就職活動は情報量がものを言うといっても過言ではありません。
求人誌やハローワークを利用するのも一つの手ですが、転職サイトならパソコン一つで求職情報や、企業情報を収集することができ、とても効率よく活動できます。
このようなサイトを上手く活用し、再就職活動を有意義に進めましょう。

■転職エージェントの利用
転職サイトを利用しても、「転職活動がうまく進まない」「本当に自分に合った職探しができているのか分からない」など自分一人で進めるのが不安になることもありますよね。
そういった場合には、エージェントを利用してみるのもいいでしょう。
転職エージェントは、登録をすると無料で転職相談に乗ってくれたり、求人の紹介や面接などのセッティングまで代行してやってくれるサービスです。
面接以外のことは全てエージェントが対応してくれるので、直接企業に聞きづらいことや不安に思うことを相談できるといった利点があります。
転職活動で大切なのは、自分の強みを分析し、押し出していくことです。「第二新卒である」ということで有利に働くこともあると知り、転職エージェントなどを利用して自己PRを行えば、転職の成功率は上がるでしょう。